※本記事は2014年8月に公開した記事を最新の情報へアップデートし、リライトしたものです。※
最近ゲリラ豪雨や台風が多いですね。
気象庁が提供している高解像度降水ナウキャストというサイトがスマホ対応しておりAndroid・iPhone関係なく使えて非常に便利だったので使い方をご紹介します。
高解像度降水ナウキャストとは?
こちらが2014年に気象庁が発表した「高解像度降水ナウキャスト」です。
気象庁 | 高解像度降水ナウキャスト
一体何のシステムかと言うと、降水の短時間予測システムなんですって!
高解像度降水ナウキャストは、これら気象ドップラーレーダーに加え、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国の雨量計のデータ、ウィンドプロファイラやラジオゾンデの高層観測データ、国土交通省Xバンドレーダ(XRAIN)のデータも活用し、降水域の内部を立体的に解析して、250m解像度の降水分布を30分先まで予測します。
引用元:気象庁|高解像度降水ナウキャスト
何やら凄そうな雰囲気は伝わります!早速スマートフォンから使ってみました!
高解像度降水ナウキャスト スマホ版
iPhoneのブラウザで気象庁 | 高解像度降水ナウキャストのページを開くだけで確認が可能です!
各ボタンの意味
意外と色々なボタンがあるので、主なボタンの説明をしておきますね。(※2018/8/18:最新の情報に書き換えました)
サイトにも画面の説明がありますよー。画面の右上「?」マークを押すと「使い方」が表示され、「画面の説明」を押せば確認できます。
色の選択
画面に表示される雨の量を示す色を選択することができます。選択肢はカラー、グレー、表示なしです。
雨の動き
30分後までの強い雨が降る範囲が黄色の枠で表示しています。
現在雨が強いエリアが太い黄色枠で、30分後までに強い雨が通過すると予想されるエリアが薄い黄色枠にドットです。
竜巻・雷
竜巻や雷などの危険性があるエリアを赤枠で表示しています。
赤枠に斜線で表示されたエリアは安全な場所に避難が必要で、赤枠にドットが気象の変化に注意が必要です。
雷
雷監視システムLIDENというもので5分間で観測された雷を表示しています。
黄色の四角が落雷、黄色の×は雲の中や雲の間で起きた放電です。
アメダス
10分間で計測された雨量値を表示しています。
画面を拡大すると計測された数値が表示されます。縮小された画面で小さな○が見えたら拡大すると表示されます。
設定
設定ボタンを押下すると動画再生時間の範囲設定や動画再生速度、雨の動きと竜巻・雷の表示レベルを個別に設定可能です。
再生
設定で指定した時間の雨の動きを再生します。
凡例
画面の中の色がどれ位の雨量なのか、凡例が確認できます。
ツール
表示状態を保存するツールや地図に様々な情報を表示させるツールがあります。
細かい設定をした後はツールから「表示状態を保存」することをお忘れなく!
凛的まとめ
雨雲の様子を確認する為にはこれまでも色々なアプリがありましたが、全国区を詳しく確認出来るツールは嬉しいですねヾ(●´ω `●)ノ
これはブラウザから閲覧が可能なのでiPhone・Android機種を問わず利用できるのが嬉しいですね!
最近は色々なアプリもありますが、手っ取り早く確認する一つの手段として覚えておくと便かもしれません♪
次の記事もお楽しみに〜(*`・ω・)ゞ